日本中の美味しいものが集まる東京駅エリア。
その中心、丸の内に「盛りが無限城!」、「ビジュも味もインパクトつよつよ!」、「スープが濃厚でミルキーでクリーミー!」、「もはや中毒性ある!」と話題のラーメン店がある。それが大阪生まれの鶏白湯ラーメン「鶏soba座銀」だ。
2024年8月、東京駅から徒歩1分の「KITTE丸の内」にオープンしたこのお店。ラーメン好きだけでなく、丸の内を訪れるおしゃれな女性たちからも早くも注目を浴びている。
看板メニューは、珍しい鶏白湯ラーメン。濃厚でクリーミーなスープは、一度食べたら忘れられない美味しさで、鶏白湯好きもうなるほどのクオリティだ。
しかし、このお店の人気の理由はスープだけではない。まず目に飛び込んでくるのが、まるでアート作品のように立体的に盛り付けられた揚げごぼう。そのインパクトたるや、食べる前から感動を呼び、思わず写真を撮りたくなるほどだ。
さらに、「上質≠高級」を掲げたコンセプト通り、店内はシックで落ち着いた雰囲気が広がる。どこかカフェのような洗練された空間は、女性一人でも安心して訪れやすいのが嬉しいポイント。そして、ラーメン店とは思えないほどの丁寧な接客が、このお店の居心地の良さをさらに引き立てている。
「ラーメンデートにもぴったり」と評判になるのも納得だ。
鶏soba座銀は、大阪・肥後橋の1号店からスタート。都内では神楽坂に続き、このKITTE丸の内店が2号店として登場した。食べログ百名店にも常連の実力派が、ついに東京駅エリアへ進出。
新しいラーメン文化を吹き込むその魅力、ぜひチェックしてほしい。
東京駅直結!KITTE丸の内「鶏soba座銀」への行き方
「鶏soba座銀 KITTE丸の内店」があるのは、東京駅 丸の内南口を出て横断歩道を渡ったすぐの場所。JPタワーに入っている商業施設「KITTE丸の内」の地下1階だ。東京駅丸の内地下南口から直結しているので、雨の日でも濡れる心配なくアクセスできるのが嬉しいポイント。
この地下1階には「鶏soba座銀」をはじめ、5店舗の人気ラーメン店がずらりと並ぶエリアが広がっている。その名も「ラーメン激戦区」。お昼時ともなると、どのお店も行列ができるほどの賑わいだ。だからこそ、少し時間をずらして訪れるのがおすすめだ。
「鶏soba座銀」は食券制なので、食券を購入してから列に並ぶスタイル。今回訪れたのは16時台だったため、スムーズに入店することができた。
せっかく訪れたのだから、看板メニューをじっくり味わいたい。
今回は少し奮発して、「鶏soba」(1,250円)の豪華版である「特製 鶏soba」(1,750円)をセレクト。揚げごぼうや3種のチャーシューが華やかに盛り付けられた特別な一杯に、期待が高まる。
ビジュアルも味もインパクト大!「特製 鶏soba」の魅力!
注文してしばし待つと、目の前に現れた「特製 鶏soba」(1,750円)。
到着した瞬間、そのビジュアルに目を奪われる。まず印象的なのは、立体的に盛られた揚げごぼう。その見た目は、まるでアート作品のようだ。確かに“インパクトつよつよ”という噂も納得。見ているだけでテンションが上がる一品である。
そして鶏白湯スープにも注目したい。鹿児島・桜島鶏だけで仕上げたという美白なスープは、ふんわりと泡立ち、まるでカプチーノのような美しさである。
提供直前に豚と鶏のスープを合わせ、さらに鶏脂を加えていて、芳醇な香りが食欲をそそる。見た目だけでもクリーミーで濃厚な美味しさが伝わり、期待が高まる。
豪華なトッピングも、この一杯を特別なものにしている。揚げごぼうに加えて、豚・鶏・鴨の3種類のチャーシューや燻製玉子が彩りを添え、贅沢感たっぷりだ。
スープをひとくち。
濃厚な鶏の旨味が口いっぱいに広がり、ポタージュのように滑らかでクリーミー。
それでいて深いコクと程よいパンチがあり、甘さと塩味のバランスが絶妙だ。濃厚なのに後味は軽やかで、最後の一滴まで飲み干してしまうスープである。
濃厚だけれど軽やか。クリーミーだけれどしっかりとした味わい。これこそが、鶏白湯ラーメンの新たな魅力なのだろう。鶏白湯好きも思わず唸るおいしさに、早くもリピート確定である。
麺は中細のストレート。もっちりとした食感で、スープとの相性が抜群だ。濃厚なスープをしっかりと絡めとり、口に運ぶたびに幸せが広がる。
そして立体的に鎮座する揚げごぼうたち。ひと口食べると、カリッとした軽快な食感と芳醇な香りがふわりと広がり、食欲がぐんぐん引き出される。
次はスープに浸してひと口。しっとりと柔らかな食感に変わり、濃厚なスープと絶妙に絡み合う。この変化がまた楽しく、まるで第二の麺のような存在感だ。
他のトッピングも見逃せない美味しさ。低温調理で仕上げられた3種類のチャーシューが贅沢に並び、目にも舌にも喜びを与えてくれる。
しっとりと柔らかな大判の豚肩ロースが2枚、その旨味にほっこりする。
次に、鶏ムネのチャーシューも2枚。
ふんわりとした食感と優しい旨味が口いっぱいに広がる。そして最後は鴨チャーシュー。一口ごとに噛みしめたくなる、特別な美味しさだ。
さらに、燻製玉子も絶品。そのままでもおかずになるほどのクオリティで、燻製の香りとトロリとした黄身のバランスが見事である。
そして、ひっそりと存在感を放つ玉ねぎ。そのシャリシャリとした食感が、濃厚な一杯に軽やかなアクセントを添えている。
濃厚でクリーミーな鶏白湯スープの深い味わい。そして、立体的に盛られた揚げごぼうのエンタメ感。それぞれが個性を輝かせながらも見事に調和している。ひとくちごとに新しい発見があり、最後の一滴まで楽しませてくれる。心もお腹もじんわり満たされる、そんな幸せな一杯なのだ。
つけ麺派必見!鶏だけで作るつけ汁が絶品!「鶏つけsoba」
特製 鶏sobaが最高に美味しい「鶏soba座銀」。でも、その魅力はこれだけで終わらない。濃厚な鶏白湯の旨味を存分に楽しめるつけ麺、「鶏つけsoba」(1,350円)もあるのだ。つけ麺好きにはたまらない、嬉しいエピソード2がここに待っている。
この「鶏つけsoba」、なんとつけ汁に魚介を一切使わず、鶏だけにこだわった特別な一品。ふんわりと泡立ってカプチーノのようなビジュアル。見た目から濃厚さが伝わってくる。
ひと口すれば、ぎゅっと凝縮された鶏の旨味が口いっぱいに広がる。濃厚でありながら重たさを感じさせないスープは、鶏出汁のコクと風味がしっかりと際立つ絶妙な仕上がりだ。
麺は中太のストレート麺。ムッチリとした弾力と豊かな小麦の香りが特徴で、濃厚なつけ汁をしっかり絡めてくれる。ひと口運ぶたびに、麺とスープの絶妙な相性が生み出す幸せが広がる。
こちらのトッピングも「特製鶏そば」と同様、華やかで贅沢だ。
柔らかくジューシーな豚レアチャーシュー。
しっとり仕上がった厚切り鶏ムネチャーシュー。
噛むたびに旨味がじんわり染み出す鴨チャーシュー。
それぞれが個性豊かで、どれも一口ごとに美味しい。
そして燻製玉子。
鮮やかなオレンジ色の黄身がとろりと濃厚で、ほのかに漂う燻製香がアクセントとなり、つけ麺全体を引き立てる名脇役だ。
さらに「鶏soba座銀」ならではの揚げごぼうも健在。
香ばしさをそのまま楽しむも良し、スープに浸してしっとりとした食感を楽しむも良し。
食べ方次第で異なる味わいを楽しめるのが魅力だ。
穂先メンマも食感のアクセントになっていてうれしい。
そして、忘れてはいけないのが、途中で楽しむショウガの味変だ。
別添えのショウガをそっと投入すると、さっぱりとした風味がふわっと広がる。鶏の旨味がさらに引き立ち、濃厚なスープが軽やかに変化するのだ。この、最後まで飽きさせずにワクワクを届けてくれる工夫がなんとも嬉しい。
そして締めには、待ちに待ったスープ割り。麺を食べ終えたら、スタッフさんにお願いしてみよう。
濃厚なつけ汁がふわりと和らぎ、新しい風味がプラスされるスープ割りは、ほっとして締めくくりにぴったりだ。
絶品ラーメンも東京駅限定グルメも要チェック!
東京駅エリアに新たなラーメン旋風を巻き起こしている「鶏soba座銀」、いかがだっただろうか。
濃厚でクリーミーな鶏白湯スープや贅沢なトッピングたち、そして食べるたびに驚きと発見がある仕掛けの数々…。この特別な一杯は、ラーメン好きの心をつかんで離さない。食べ終わるころには、「また来よう」と笑顔でつぶやいてしまうはずだ。
でも、東京駅エリアの魅力はまだまだこれだけじゃない
美味しいもの好きの心をくすぐる美味しいものがぎっしり詰まった一大グルメスポットなのだ。「鶏soba座銀」でラーメンを堪能したら、次は東京駅限定のお弁当やスイーツを巡ってみるのも楽しい。グルメハンターズ」では、東京駅限定弁当の人気ランキング(「【2024年度版】東京駅限定「人気弁当ランキング ベスト10」を詳しくご紹介!」)や、東京駅限定スイーツの人気ランキング(「【2024年最新】「東京駅限定 お土産スイーツランキング TOP10」を詳しくご紹介!」)なども詳しくご紹介中。ぜひこちらもチェックいただきたい。
東京駅はまるで宝箱みたいな場所。ラーメンもスイーツもお弁当も、次から次へと美味しい発見がある。そんなグルメな冒険、ぜひ満喫してほしい。
きっと、次の東京駅エリアのグルメ巡りが、もっと楽しくなるはずだ!
「鶏soba座銀 KITTE丸の内店」店舗概要
- 店舗名 :鶏soba座銀 KITTE丸の内店
- 所在地 :東京都千代田区丸の内2-7-2 KITTE丸の内B1F
- 営業時間 :平日 11:00~22:00 ※L.O.22:00
土日祝 11:00~21:00 ※L.O.21:00 - 定休日 :商業施設の定休日に基づく(1月1日/6月最終日曜日)
- 客席 :19席(カウンター11席、テーブル2卓)
- 禁煙・喫煙:完全禁煙
※画像は筆者撮影。(一部はプレスリリースより)
※2024年12月時点の情報。